コンタクトレンズの代表的なトラブルと、その対処法

ここでは、コンタクトレンズを利用しているときに生じる代表的なトラブルと、その対処法を紹介しています。
ただし、筆者は専門家ではなく、ここに書いてあることは、あくまで一般論を書いているにすぎません。安易に判断せず、少しでも異常を感じれば、眼科医に相談することをお勧めします。

◆ケース1:コンタクトレンズを装用したときに、目がしみる

コンタクトレンズを装用したときに、目がしみることがあると思います。
その原因として考えられるのは2つです。
まず1つ目として、コンタクトをつけた指が汚いことがあります。手をちゃんと洗ってからコンタクトレンズを装用しましょう。
2つ目として、コンタクトレンズの洗浄が不十分なことです。レンズの洗浄をしなおしてから、再び、はめてみましょう。
それでも目がしみるときは、他に何か原因があると思われるので、必ず、眼科医にみてもらいましょう。

◆ケース2:コンタクトレンズの表裏がわからない

長期間、コンタクトレンズを使っていると、一度は、表裏がわからなくなったことがあると思います。コンタクトレンズを裏返しで使っていると、目にトラブルが生じる可能性があります。
というわけで、コンタクトレンズの表裏の見分け方ですが、コンタクトレンズを装用する前に、コンタクトレンズと、人さし指の水分を拭き取ってください。そして、コンタクトレンズを、人さし指の腹の上に乗せます。レンズがきれいなおわんの形になれば正しい状態です。しかし、レンズが裏返しになっていると、UFOのような形になります。
これで、大抵、コンタクトレンズの表裏が区別できるはずです。
ちなみに、コンタクトをつけた後、ごろごろしていたり、なんとなく異物感を感じたら、コンタクトの表裏が逆のこともあるので、調べてみるといいでしょう。

◆ケース3:コンタクトレンズが外れない

コンタクトレンズがなかなか外れない原因は、乾燥が原因のことが多いです。つまり、乾燥で、目とコンタクトがくっついているわけですね。
このように、乾燥で、コンタクトレンズが外せない場合は、何回か瞬きを繰り返したり、コンタクト用の目薬をさして、目を潤わせるといいでしょう。
それでも、コンタクトが外れない場合は、洗面器に水かぬるま湯をいれ、そのまま顔をつけて、水の中で瞬きをします。そうすると、外れることがあります。
その際、両眼にコンタクトレンズをつけている場合は、両眼一度に行わずに片眼づつ行いましょう。

◆ケース4:どちらのレンズが左か右かわからなくなったらどうすればいいか?

コンタクトレンズをはずして保存液につけるとき、気がつかずに、間違えて、左右のレンズを入れてしまうことがあると思います。
そうなると、どちらが右で、どちらが左のレンズかわからなくなりますよね。
そのような場合は、一度レンズを装用してみて、左右の見え方を確認してみましょう。
視力検査のときのように、左右の眼を交互にかくして、見え方を確認するといいでしょう。
左右を間違っていると、目が替わるたびに、見え方が変わります。

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