誰でも口臭がするときがある!

口が臭いと悩んでいませんか。
実は、口の臭いには、何らかの原因があって、本当に口が臭い場合と、単に、口が臭いと思い込んでいる場合の2つあります。

口が臭いと思い込んでいる場合は、どのようなケアをしても効果がありませんので、まずは、本当に口臭がするのか、単なる思い込みなのか見極める必要があります(なお、自分の口は臭いと思い込むことを「自臭症」と呼びます)。 では、どのように見極めればいいのでしょうか。
まずは、「誰でも口臭がするとき」を知ることです。
どのようなとき、誰でも口臭がするのかというと、唾液の分泌が少ないときです。唾液は口臭を抑える効果があるので、唾液の分泌が少ないと、誰でも息が臭くなります。たとえば、空腹のとき、起きたとき、緊張しているときは、唾液の量が少ないので、どうしても息が臭くなってしまいます。

というわけで、このような「誰でも口臭がするとき」に口が臭い場合は、気にする必要がありません。では、唾液が沢山でているときにに、口臭がすれば、何か原因があるのでしょうか。


口が臭いと思い込むこともある!


唾液が沢山でているときにに、口臭がすれば、何か原因があるのでしょうか。

実は、必ずしも、そういうわけではありません。
「自分は口が臭い」と、単なる思い込みをしている可能性もあります。このように、息の臭いがしないのに、臭いがすると思い込むことを「自臭症」と呼びますが、自臭症は、そもそも口臭がしないので、治療する必要はありません。 そこで、本当に、自分の息が臭いかどうか、確認してみましょう。

具体的には、乾いたビニール袋やコップ等に、ゆっくり、息を吐いて、それを臭ってください。もし、臭いがするなら、思いこみではななく、本当に息の臭いがする可能性があります。
ただ、一度、「口臭がする」と思いこんでしまうと、先入観で、臭いと感じてしまうものなので、客観的に身内など、他の人に、息のにおいを確認してもらうことも大切です。
どうしても心配な場合は、医者にいくのも1つの手でしょう。歯科医によっては、口臭をみてくれるところもあります。

では、自臭症ではなく、本当に口が臭い場合は、どのようにすればいいのでしょうか。


本当に息が臭い場合は?


自臭症ではなく、本当に口が臭い場合は、どのようにすればいいのでしょうか。

まずは、口の中のケアをしましょう。
口臭対策として、まず考えられるのが、口の中を清潔にすることです。
丁寧に、歯磨きをするといいでしょう。寝ている間が、もっとも口臭の原因となるバイ菌が増殖するときです。なので、最低限、寝る前と、起きてからは、丁寧にブラッシングするようにしましょう。ただし、歯磨きで、歯や歯茎を傷つけないようにしてください。
あとは、いろいろいな口臭ケア用品を使うのもいいでしょう。ケア用品は、速攻性があるものが大半ですので、目に見えて、効果がでてきます。
また、こまめに水を飲むのも有効です。水を飲むことで、口の中の乾燥を防げますし、唾液がでやすくなって、口臭を抑えることができるためです。
もし、いくつかケアをしてみて、効果がない場合は、内臓などの内科に問題があることもあるので、医者に行くことが大切です。まずは、歯科医にいくといいでしょう。
なお、こまめな、うがいは推奨しない医者もいますので、避けた方が無難でしょう(うがいによって、正常な口腔の機能が邪魔されるため、口臭は治らないことがあるそうです)。

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