介護関係の用語集(ヤ行)
・ 夜間対応型訪問介護
主に「要介護3」以上の人が、夜間の定期的な巡回訪問介護サービス。 通報に応じて随時来てもらうサービスを組み合わせて利用する
訪問介護サービスもある。
・ 有料老人ホーム
常時10人以上の高齢者を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な 便宜を供与することを目的とする施設であって、老人福祉施設でない
民間の経営による入所施設のこと。
・ ユニバーサルデザイン
年齢や障害の有無に関わらず、すべての人が安全で快適な生活が送れるように
住宅や環境を整えようという考え方のこと。
・ 要介護
介護保険制度では、介護が必要な65歳以上の人、あるいは特定疾病により 要介護状態になった40歳以上65歳未満の人を要介護者という。
要介護度を5段階に分け、その段階に合わせ各種保険サービスが受けられる。
・ 要介護度
症状により『5段階』の要介護度を認定し、サービス対象を分けている。 要介護度1=生活の一部について部分的介護を要する状態
要介護度2=中程度の介護を要する状態 要介護度3=重度の介護を要する状態
要介護度4=最重度の介護を要する状態 要介護度5=過酷な介護を要する状態
・ 要介護認定
市町村への介護保険サービスの給付申請に対し、調査や審査を行い介護の必要性
の有無やそのランクを決定すること。
・ 要介護認定等基準時間
要介護認定を受ける人がどれだけの介護を必要としているかを時間で表したもの。一次判定訪問調査の結果をコンピュータに打ち込んで基準時間を計算し、この
時間が長いほど介護度が高く設定されることとなる。
・ 要支援
要介護状態とは認められないが社会的支援を要する状態。
・ 横出しサービス
市区町村が独自の判断により、本来介護保険で定められているサービスのほかに、
特別給付や保険福祉事業として、新たにサービスを追加すること。 具体的には配食サービスなどがあります。
・ 予防給付
介護保険制度において、要支援認定を受けた被保険者(要支援者)に対する 保険給付のこと。具体的には、
1、居宅サービスの利用(居宅支援サービス費・特例居宅支援サービス費)、
2、特定福祉用具の購入費(居宅支援福祉用具購入費)、 3、住宅改修費(居宅支援住宅改修費)、
4、居宅介護支援の利用(居宅支援サービス計画費・特例居宅支援サービス計画費
5、自己負担が高額な場合(高額居宅支援サービス費)についての保険給付が 行われる。
(文責:太井彦治:介護関係の仕事に従事。執筆・取材も受けています。)