介護関係の用語集(ア行)
・ アルツハイマー型認知症
アルツハイマー病・アルツハイマー型老年認知症を総じた呼び名。 アルツハイマー病は記憶障害・見当識障害等を伴なった進行性の認知症で、
40歳代後半〜60歳代前半に発症する事が多く、アルツハイマー型老年認知症 は高齢期に発症し、高度な認知症となる。
・ 一次判定
認定結果を出す為の第一段階の検査で、提出された認定結果をもとに、 どの程度の介護が必要かをコンピュータが判定すること。
心身の状況についての73項目を点数化し、それをもとに1日当たりの介護の 必要度を時間で計算しその長さによって要介護度を判定する。
・ 一割負担
自宅での介護サービスは利用額の1割負担で受けることができる。
・ 上乗せサービス
市区町村の判定で介護保険で決められている支給の限度額を上回るサービスを
行うこと。内容は市区町村ごとに定めた介護保険の事業計画に基づいて条例で
決められており、給付限度額を超えた利用料金は全額自己負担となる
・ 運動療法
理学療法のひとつ。身体に障害のある者に対し、 その基本的動作能力の回復を図るため、治療体操及び
その他の運動を科学的に用いて行う治療法のこと。
・ 栄養士
栄養指導に従事する人で、保健所、学校、病院などの各種給食施設で栄養価算定、
献立予定表の作成などを行う資格を有するもの。この資格は高等学校卒業後養成
施設において2年以上栄養士として必要な知識と技能を習得し、都道府県知事 から免許を受けなければならない。
・ 音楽療法
音楽を媒体とする心理療法で主にこころのケアをする技法のこと。
・ 音楽療法士
音楽療法士とは、音楽療法に関する知識と豊富な臨床経験を身につけ、 認知症や自閉症、精神的ダメージを負った人たちに、音楽を通して心理療法を
行う専門家を認定する資格を有するもの。
(文責:太井彦治:介護関係の仕事に従事。執筆・取材も受けています。)