介護予防関連の仕事

■どんな仕事があるの?
介護に関連する仕事はどのような仕事があるのでしょうか。

◎現場で実際に高齢者の方と向かいあう仕事
・理学療法士、作業療法士
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・介護福祉士
・ホームヘルパー
・管理栄養士

◎現場をサポートする仕事
・介護事務
・福祉住環境コーディネーター
介護関連では他にもたくさんの職種があります。

そして、介護予防で一番注目されている仕事が、『介護予防運動指導員(東京都老人総合研究所)』『介護予防指導士(日本介護予防協会)』であります。

どんな仕事かと言うと(参考例)、
=職務内容=
・介護予防プログラムを実施、トレーニングの指導
・介護予防診断の実施
・介護予防プログラムの効果測定
・他の職員(栄養士・保健士)との連携が図る

=必要な資格=
1、理学療法士・作業療法士
2、介護支援専門員・介護福祉士
3、健康運動指導士
4、柔道整復士
5、ホームヘルパー2級以上で実務経験2年以上の者
の何れかを取得している者

=受講内容=
・講座受講及び演習(約一ヶ月程度)

=受講料=
・事業者によって異なりますが、約10万円前後

と、なります。

やっぱり大変そうだな・・・。って、思ったあなた。でも、心配ありません。
初めにも言いました、介護予防に係わる人材の育成は急務であります。だから、現場で役立つ「知識とスキル」を適切に効率よく習得し、一人でも多くの方に介護の現場で活躍してもらうことを目的とした講座が多数用意されています。上記の資格を取得しているかたは是非前向きに検討してみては如何でしょうか?

でも、受講に必要な資格を持っていない人は介護予防運動指導員になれないの?と、現在必要な資格を持っていないあなた。これも心配する必要はありません。物事を順番に進めていけばいいだけのことです。

先ずは、自分の経歴を考慮しながら受講に必要な資格を取得しましょう!それぞれの資格に特色がありますので、後の項目でそれぞれの資格を紹介していきますから、自分のしたいことや受講内容から選んで資格を取得しましょう。

(文責:太井彦治:介護関係の仕事に従事。執筆・取材も受けています。)


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