ダイエットをする上で気をつけるべき食事

「同じ食事」でも、「工夫次第」では、カロリーを減らしたり、ダイエット効果を出すことができます。また、ダイエットのために、特定の食品を食べないことは体に様々な悪影響を及ぼします。そこで、ここでは、ダイエットする上で、知っておきたい食事の知識を紹介しています。

ダイエットのための摂取カロリー減少法

アイデア次第でカロリーを減らせる事ができます。具体的には以下です。

＜ダイエットのための調理方法＞
１．魚や肉類は網焼きにすると、油を使わなくてすむ
２．高カロリー、高脂肪の素材を使用しない
３．ニンニク・ショウガなどの薬味、レモンの酸味など、胡椒や唐辛子などの香辛料を使って、余計な味付けをしない
４．鶏肉の皮は取り除く
５．煮込んだ料理は冷蔵庫で冷やし、表面に浮かんだ油を取り除く。

＜ダイエットのための食事の取り方＞
１．ご飯の茶碗は小さいものを使う
２．小さい皿におかずも小分けする
３．果物は取り過ぎない
４．寝る前に食事はしない

◆簡単に痩せる方法
簡単に痩せるには、今食べている食事の一部を以下の食品に「置きかえる」だけでOKです。
・ローカロ
・ファンケルの発芽玄米
・大豆気分の豆乳クッキーダイエット

ダイエットの際は、食物繊維を意識して取る

食物繊維は、一日あたり20〜25ｇ摂ると良いとされています。しかし 近年、食物繊維の摂取量が減少していき、今では一日あたり15ｇぐらいといわれています。つまり、ただでさえ少ない食物繊維の摂取量は、ダイエットで食事の量を減らしてしまうと、さらに低下します。
食物繊維が不足してしまうと、以下のように、体に色々な悪影響が及びます。

１．血中コレステロールの値が高くなる。糖質の吸収が高まり、 インシュリンの分泌量が増える。
２．便量が減り、便秘になる。腸内細菌がアンバランスになり、悪玉菌が多くなる。
３．大腸がんになるリスクが高くなる。

食物繊維を摂取するには、繊維がたくさん含まれるものを食べる必要があります。
というわけで、生野菜を食べる人が多いのですが、生野菜（サラダなど）を食べれば、食物繊維を多量に摂取できません。
というのも、生野菜は水分が多い上にたくさんに見えるので、たくさんの量を食べたという気になるためです。実際は、生野菜だと、食べた量は少ないので、食物繊維もあまり摂取できません。野菜は火を通すと、多量に食べられます。
というわけで、ダイエットの際は、野菜に火を通したものを食べるようにしましょう。

ダイエットの際は、たんぱく質を十分に取る

たんぱく質を含む食品には、肉・魚・卵などがあります。
ダイエットのために、これらの食品を食べなくすると、体に悪影響が及びます。
では、具体的に、どのように、体に支障が生じるのでしょうか。

■食べ物を消化・吸収する時に発生するエネルギー（食事誘発性産熱）が落ちるため、1日のカロリーの消費量が少なくなります。
■筋肉の材料となる為、筋肉量が減り、 基礎代謝量が減ってしまいます。
■皮膚の材料となるので、肌のつやや張りが無くなってしまいます。
■毛髪の材料となるので、髪の毛が細くなってこしがなくなってしまいます。
■内臓・血液・骨格の材料となるので、体の機能が弱くなってしまいます。
■たんぱく質が消化されることで出来る様々なアミノ酸は、ホルモンや酵素の材料となるので、体内のすべての場所に作用します。

というわけで、ダイエットのために、たんぱく質を含む食品もしっかり摂取するようにしましょう。